ハンバーグは、肉のジューシーさと風味が魅力の人気料理です。
しかし、自宅で作るとなると、ジューシーさを引き出すのは意外と難しいものです。
そこで、絶対に失敗しない肉汁ハンバーグレシピをご紹介します。
この記事では、ハンバーグを作る上でのポイントや、プロ並みのテクニックを解説し、自宅でも本格的なハンバーグを楽しむ最強レシピをお伝えします。
【肉汁ハンバーグ】レシピと作り方
これを真似すればあなたも料理人です。
材料【3~4人前】
- 国産合いびき肉 豚7:牛3 400g
- ナツメグ1g
- 塩4g
- ブラックペッパー2g
- 牛脂50g(レンジで溶かす)
- 玉ねぎ1個(みじん切り)
- セロリ30g(みじん切り)
- お麩20g(潰して粉末状)
- 牛乳120g
- 卵1個
作り方
①フライパンにサラダ油大さじ2を入れ、刻んだ玉ねぎ、セロリを弱火で炒めておく。
②氷を敷いたボールの上に空のボールを乗せ、ひき肉、ナツメグ、塩を入れ、よくこねる。
(ひき肉はキッチンペーパーなどで余分なドリップをあらかじめふき取っておき、臭みを取ります。)
(ボールを常に冷やし、手の温度で肉の油が溶けないようにすると、よりジューシーになります。)
(先に塩を入れ、こねることによって、肉と肉がくっつき、ひび割れしにくくします。)
③粉末状にしたお麩に牛乳、牛脂を入れ、混ぜ合わせる。
(パン粉の代わりにお麩を使うことによって、肉汁をより多く閉じ込めることができます。)
(牛乳を入れることによって肉の臭み取りと、ハンバーグの硬さの調節ができます。)
④ ③と先ほど炒めた玉ねぎ セロリ、溶き卵を入れ、しっかりとこねる。
⑤形を整えれば完成。
(形成するときはしっかりと空気抜きをします。空気があるとその穴が熱膨張で破裂し、肉汁が逃げてしまいます。)
(肉の厚さを薄くすると、フライパンにあたる表面積が大きくなり肉汁が逃げやすくなるので、ある程度の厚さで形成します。)
(小さすぎると肉汁が出にくくなるので、1個200g以上にします。)
焼き方
①ハンバーグのたねを常温にしておく。
(ハンバーグのたねが冷たいままだと火が入るのに時間がかかり、肉汁が逃げてしまいます。)
②ハンバーグに小麦粉をまぶす。
(小麦粉をまぶすことによって更に肉汁を逃げにくくします。)
③フライパンにサラダ油大さじ4を入れ、フライパンを温め、中火から強火で表面を焼いていく。
(油が少ないと、小麦粉が油を吸ってしまい焦げやすくなるので、多めに入れます。)
(表面を焼く時に弱火で焼いてしまうと、表面が焼ける前に肉汁が逃げてしまうので中火から強火で焼きます。また、表面が焼けるまではあまり動かさず、触らないのがポイントです。)
④水を数回に分け入れ、蓋をし、弱火から中火で5~7分蒸し焼きにする。
(フライパンに付着した小麦粉の焦げがあれば、キッチンペーパーでふき取っておきます。)
(串をハンバーグの中心に刺し、肌にあて、熱ければOKです。あまり刺しすぎると肉汁が逃げてしまうので、気を付けましょう。)
簡単で美味しい【玉ねぎソース】3~4人前
ハンバーグのソースはいろいろありますが、ここでは玉ねぎソースの簡単レシピを一つご紹介します!
- 玉ねぎ大き目1個(半分みじん切り 半分すりおろし)
- にんにく1片(みじん切り)
- 生姜10g(みじん切り)
- 赤ワイン大さじ2
- 酢小さじ2(ワインビネガーでも可)
- 醤油大さじ2
- はちみつ大さじ1
- ブラックペッパー少々
作り方
①フライパンにサラダ油大さじ1を入れ、すりおろした玉ねぎを弱火で炒めます。
②水分がある程度飛べば刻んだ玉ねぎ、にんにく、生姜を入れ、飴色っぽくなるまで弱火で炒めます。
(玉ねぎを飴色まで炒めることによって、甘みがグンと増します。)
③赤ワイン、酢、醤油、はちみつ、ブラックペッパーを入れ、アルコールを飛ばし、中火で絡めれば完成です。仕上げに大葉を散らせばより美味しくなります。
まとめ
本記事では、ハンバーグレシピと、肉汁を溢れさすポイントについて詳しく解説してきました。
正直、これはお家レベルではないです。
私自身、勤め先のお店でやらしてもらっているのですが、かなりの高評価です。
周りと大きく差をつけるレシピになっているので、ぜひ一度お試しください!
ついでに、私が愛用しているナツメグのリンクを下記に貼っておくので、お家にない場合は買ってみて下さい!後悔はさせません!!
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